【レビュー】Epomaker TH96はテンキー付きだけどコンパクトなカスタムキーボード!
こんにちは!Neet Blog編集部(@NeetBlog_ED)です。
今回はEpomakerから「TH96」を提供いただいたので詳しくレビューするよ!
以前紹介した「TH66」を覚えていますか?
今回は同じTHシリーズの「TH96」を1週間ほど使用してみた感想も交えレビューしていきたいと思います。
使ってみて良かった点・気になる点をまとめるとこんな感じ。
それでは詳しく見ていきましょう!!
TH96のスペック・外観
ではスペックから見ていきましょう!
スペック
項目 | 概要 |
---|---|
キー配列 | US配列/JIS配列 |
キースイッチ | Budgerigar(タクタイル)/Flamingo(リニア) |
ホットスワップ | 3-5 pin メカニカルスイッチ |
ケーブル | 1.5m |
バックライト | 南向き |
接続 | ワイヤレス(USB-C/2.4GHz/Bluetooth3.0/5.0) 有線モデル(QMK/VIA) |
レイアウト | 96% 95キー+1スイッチ |
本体重量 | 1180±10g |
キーキャップ | PBT |
バッテリー | 6000mAh |
サイズ | 388mm×138mm×38mm |
ソフトウェア | EPOMAKER TH96 Driver |
対応OS | windows / Mac / Linux |
96%キーボードなのでフルサイズキーボードほど大きくないですが、テンキーがついています。
今回送って頂いたTH96は「Budgerigar軸」のUS配列・ワイヤレスモデルです。
これからの解説はワイヤレスモデルをレビューしていきます。
付属品は全部で7つ
- キーボード本体
- Type-Cケーブル
- USBドングル
- 予備のキースイッチ
- キープラー
- 交換用キーキャップ
- クイックスタートガイド
※2.4GHzドングルはキーボード背面に収納されています。(映し忘れ)
交換用のキーキャップや予備の軸が入っているのはとてもありがたいですね。
WindowsやMacのどちらでも使えるよう配慮されているので、デバイスを気にしなくても良さそう。
外観
まずは正面から見た感じ。
テンキーはついていますがそこまで大きくない感じがします。サイズ比較は後程やります。
右上にはノブがついています。押し込みと回すことができ、デフォルトでは「ボリューム調整」「ミュート」ができます。
上部にはUSBタイプCの端子と電源のON/OFFスイッチがあります。
この端子で充電や有線接続が可能。
背面にはUSBドングルと5つの滑り止めが付いています。
それ以外、横面には特に何もありません。
キーキャップはPBTですが、ライティングは透けない模様。
個人的にはバックライトがあるので、印字も透けた方が良かったかなと思います。
高さ調節は3段階です。
最大まで高くした方が使いやすかったよ!
TH96の特徴
TH96には大きな特徴が3つあります。
- ホットスワップ対応
- 最大5つのデバイスに接続可能
- 3つのOSに対応
これらについて詳しく解説していきます。
ホットスワップ対応
Eopmakerのキーボード言えば、これまでご紹介してきたキーボードもすべてホットスワップに対応していました。
TH96も同じようにホットスワップに対応しています。
今回はBudgerigar軸で提供していただきましたが、依然ご紹介した「AKKO Rose Red軸」に交換して使ってみました。
ぬるぬるとした打鍵感で気持ちよくタイピングができるのでとても使いやすいです。
気分に合わせて好きな軸が使えるのは良い所だよね!!
最大5つのデバイスに接続できる!
- 有線接続
- 2.4GHzワイヤレス接続
- Bluetooth接続×3
Bluetooth接続は「Bluetooth3.0」「Bluetooth5.0」の両方に対応していて、PS4やPS5にも使えました!
2.4GHzはPCに、Bluetooth3.0はPS5に、5.0はスマホやタブレットにしているよ。
Bluetoothのペアリング方法は「Fn+1~3」のどれかを長押しすることで、Bluetoothの接続準備が完了するのであとはデバイスでペアリングするだけです。
その他有線と2.4GHzはドングルやケーブルを挿すだけですぐに使えます。
切り替えは簡単で「Fn+1~5」を押して切り替えます。
このキーボードが1台あればほとんどの端末にアクセスできるので、キーキャップ台減りデスクの上がすっきりしました。
WindowsとMac両方に対応
このキーボードはWindowsとMac、Linuxに対応しています。
最初についているキーキャップはWindows用のキーですが、Macで使用するときにCommandキーやオプションキーに交換できるよう別のキーが付属しています。
他にも動画の再生マークがついたキーや買い物カートのキーなどもいくつか入っています。
打鍵感
打鍵感ですが、以前ご紹介したBudgerigar軸なので
クリック感がとても心地よく、吸い付かれるような感じの打鍵感です。
サイズ比較
次はサイズについてみていきましょう。
TH96はテンキーはついていますが、96%キーボードなのでフルサイズキーボードよりは小さいです。
フルサイズキーボードと比較しても、5cm以上の差があります。
テンキーレスのキーボード「APEX PRO TKL」と比べてみるとそこまで大きさは変わりません。
3~4cmほどしか変わらないのでゲームをする時もそこまで影響はないと思います。
フルサイズなのにテンキーレス並みのサイズだから、ゲームしたいけどテンキー欲しいって人にもおすすめだね!
使ってみた感想
ここからは実際に使ってみてどう思ったのか解説していきます。
良かった点
TH96は5つのデバイスに接続できます。
筆者はPS5やゲーミングPC、スマホやタブレットに接続しています。接続は1秒ほどで切り替わるので遠くに不満点はありません。
次にキー配列ですが、US配列/JIS配列どちらも選ぶことができます。
海外から購入するカスタムキーボードはキー配列が選べないものが多いのですが、TH96は選べるので日本語配列を使いたい人でも問題なしです!
キーを押したときに底打ち音やカーンカーンといった反響音がありません。
20個のパーツから作られているTH96は、厚い吸音フォームやシリコン製制振吸音材を使っているので静音性が半端ないです。
筆者としては反響音や底打ち音はキーボードを選ぶときに重視するのでこれはとてもうれしい構造ですね。
サイズ感に関しては「ちょうどいいサイズ」というのが一番の感想です。
テンキーが付いていながらもフルサイズよりも小さいので、ゲームをやるときはマウスを振り回しても全然余裕でした。
作業中には困ったことは特にありませんでした。
持ち運びに関しては難しいと思います。
キーボード本体は少し分厚く、重さも1kg以上あるので持ち運ぶことは一生ないでしょう。
高さがあるのでパームレストがあるといいですね。
気になる点
気になる点はそこまでありませんでしたが細かい部分がいくつかあります。
まずTH96には右Ctrlキーがありません。
筆者はよくツイッターを使用するので、右Ctrlキーがないとツイートできません。左でやればいいのですが、今まで右Ctrlキーでやっていたので慣れてなくて面倒です。
もう一つがキーキャップの印字です。RGBライティングが付いているのにキーキャップの印字がプリント式なのでライティングで透けません。
暗い場所でキーボードを使うとどれがどのキーなのか分かりません。
すべて記憶している人には問題になりませんが、使い始めの人やキーボード二慣れていない人にはちょっとデメリットになると思います。
それにせっかくのライティングなのにキーキャップが光らないともったいないです。
これら以外には特に気になる点はありませんでした。
まとめ
さて、ここまで解説してきましたがTH96がおすすめの人をピックアップしてみました。
これらに当てはまる人には「TH96」はおすすめします。
特にテンキーが付いているキーボードを探している人で、PCゲームをやる人にはサイズ感が絶妙なので向いていると思います。
筆者は「insert」などのキーを全く使わないので、余計なキーがなくテンキーがあるのは嬉しかったですね。
逆に「HOME」「Prt Sc」などのキーを使用する人にはあまり向いていないかもしれません。
ソフトウェアでもいくつか割り当てすることはできますが、少し面倒なのと欲しいキーマッピングができない場合もあります。
自分の探しているキーボードがTH96に当てはまる人はぜひ一度使ってみてください!
軸やキーキャップが好みじゃなくてもホットスワップ対応なので、自分好みのカスタマイズでキーボードを作り上げるのも良いですね!
今回紹介したキーボードはこちら
ではまた。次の記事でお会いしましょう!
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