【TP-Link RE700Xレビュー】家の通信環境が安定・高速になったサテライトルーター!
こんにちは!Neet Blog編集部のR(@NeetBlog_ED)です。
以前紹介した「TP-Link Archer AX73」の記事を覚えていますか?
筆者の仕事場はリビングから一番遠く、リビングにTP-Link Archer AX73、仕事部屋ににRE650を使いメッシュWi-Fi化しています。
そこで今回、RE700Xを提供いただいたので、OneMesh環境を実際に入れ替えてみました!
[st-kaiwa6 r]自宅ではTP-Link製品を使ってネットワークを構築してるよ!
おなじ環境の人はぜひ最後まで読んでね!
OneMesh環境には欠かせない「TP-Link RE700X」を、実際に使ってレビューしたいと思います。
提供
本記事はTP-Link様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
TP-Link RE700Xのスペック・外観・サイズ
まずはスペックから見ていきましょう。
スペック
項目 | 概要 |
---|---|
メーカー | TP-Link |
製品名 | RE700X |
価格 | 9,800円 |
サイズ | 78 × 36 × 149 mm |
重量 | 約254g |
ワイヤレス規格 | Wi-Fi6 IEEE 802.11a/n/ac/ax (5GHz) IEEE 802.11b/g/n/ax (2.4GHz) |
Wi-Fi速度 | AX3000 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
性能 | デュアルバンド MU-MIMO² ギガビットポート WEP, WPA, WPA2, WPA3 内蔵アンテナ×2 ビームフォーミング 超低遅延 |
OneMesh™ | 対応 |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード(ブリッジモード) |
管理 | Tetherアプリ Web管理画面(GUI) |
外観
TP-Link RE700Xはアンテナが内蔵されているので、スタイリッシュで個人的にはこっちのほうが好きです。
まずは正面から見た感じ。
真ん中にTP-Linkのロゴと、中継器の状態が分かるLEDランプがあります。
接続時のLEDランプはブルーです。
右側には操作系統があります。
- リセットボタン
- WPSボタン
- ギガ対応LANポート
LANポートは主にゲーミングPCに接続して、安定した通信環境にしています。
[st-kaiwa4]Wi-Fiルーターが接続したい機器から遠い場合は、
中継器から有線接続するのもありだね!
左側にはなにもありません。
背面はコンセントプラグがあります。折り畳み収納はできません。
全体的に排熱用の穴があるデザインとなっています。
付属品
TP-Link RE700Xの付属品は以下の通りです。
- RE700X本体
- かんたん設定ガイド
シンプルで良いですね。
サイズ
TP-Link RE700Xのサイズは縦149mm、横78mm、奥行き36mmとなっています。
似たような大きさでいうと、ケースを付けた状態の「iPhone13 Pro」とほぼ同じです。
ちなみにアンテナを広げた状態の「RE650」との比較はこんな感じ。
さすがにRE700Xの方がコンパクトですね。
アンテナがない分、コンセント横のスペースが少なくても使用できます。
TP-Link RE700Xのレビュー
TP-Link RE700Xを実際に使ってみて感じた良い点・気になる点をまとめるとこんな感じ。
コンセントに挿すだけで簡単にメッシュWi-Fi化
RE700Xはコンセントに挿すだけで、簡単に中継器・メッシュWi-Fi(OneMesh)のサテライトルーターとして使えます。
特に以前紹介した「Archer AX73」との相性も良く、Tetherアプリ一つで管理できるので便利です。
最大通信速度2,402Mbps
何といってもRE700Xの1番のポイントは高速の通信速度です。
実際に私が使っているルーター・中継器と比較してみましょう。
製品名 | 通信速度 |
---|---|
RE700X | 5GHz:2,042Mbps 2.4GHz:574Mbps |
RE650 | 5GHz:1,733Mbps 2.4GHz:800Mbps |
Archer AX73 (Wi-Fiルーター) | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:574Mbps |
RE650よりも300Mbpsも速度が出るようになっています。
逆に2.4GHzのほうは300Mbps下がっていますね。
[st-kaiwa3 r]2.4GHzはゲームでは使わないから、速度は出なくても問題はないね!
5Ghz/2.4Ghz帯ともにWi-Fi6対応
Wi-Fi6になったことで4つの恩恵が受けられます。
4つの恩恵
- 通信速度が速くなる
- 複数端末接続していても快適に利用できる
- 消費電力を抑制できる
- セキュリティが強化される
通信が速くなるのは中継器やルーターを購入するうえで、いちばんの重要条件ですよね。
他にも消費電力の抑制は家計にやさしく、セキュリティ面の強化もされるので安心して使えます。
拡張エリアも高速通信化可能
実際に通信速度を図ってみたいと思います。
大体の間取りですが、ルーターと中継器の位置は真反対の場所において計測します。
計測はすべて5GHzで2回行いました。
ダウンロード速度 | アップロード速度 | |
---|---|---|
RE700X | 230Mbps 280Mbps | 96Mbps 84Mbps |
Archer AX73 | 350Mbps 310Mbps | 210Mbps 160Mbps |
結果だけ見ると、ダウンロードは安定して200Mbps以上出ていました!
特にカクついたり、接続が切れたりは今のところありません。
アップロードは少し下がりましたが安定して100Mbps前後出ています。
あくまで参考値としてお考え下さい。
ちなみに中継器モードでRE700XとPCを有線接続したら、410Mbps出ました。
[st-kaiwa4]有線接続なら、安定して300Mbpsは出てるよ!
価格が少し高い
スペックが良くなると値段も上がるのがつらいところ。
安くメッシュWi-Fi環境を整えたいという方には、少し難しい所でもあります。
正直ゲームをしないのであれば、普通のメッシュWi-Fiを購入した方がお得だと思います。
10/6にはTP-Link Deco S7などが発売される予定です。。
これはArcher AX73と同じくらいの価格ですが2ユニット分の価格なので、ルーター一つと同じ価格でメッシュWi-Fiを構築できます。
LANポートあと一つ多ければ…
個人的なお話にはなってしまいますが、筆者の使い方としては中継器とPCを有線接続しています。
そこにPS5も有線接続したいのですがLANポートが一つしかないので、どうしてもスイッチャーやLANケーブルを抜き差ししなければいけません。
中継器なのでそこまではできないのでしょうが、個人的にはもう一つあると嬉しいですね。
RE700XとRE650のスペックの違い
先ほどからRE650比較して解説していたので、RE700Xとのスペックの違いを比較しました。
RE700X | RE650 | |
---|---|---|
価格 | 9,800円 (Amazon調べ) | 8,468円 (Amazon調べ) |
サイズ | 78 × 36 × 149 mm | 86 x 40 x 163mm |
規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi5 2.4Ghz:Wi-Fi5 |
最大通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps | 5GHz:1,733Mbps 2.4GHz:800Mbps |
アンテナ数 | 2本 (内蔵アンテナ) | 4本 (外部アンテナ) |
MU-MIMO | 〇 | 〇 |
ビームフォーミング | 〇 | 〇 |
バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド |
OneMesh | 〇 | × |
動作モード | 中継器 ブリッジモード | 中継器 ブリッジモード |
Amazon | Amazon |
大きな違いはWi-Fiの規格とOneMeshに対応しているかですね。
RE700Xがおすすめな人
OneMeshに対応している機器を使っている人、または使う予定のある人で、高速通信環境を構築したい人にはおすすめです。
メッシュ化することでより広い範囲で、安定して速い通信を行うことができます。
逆に一人暮らしの人のように、一軒家ほど大きくない家に住んでいる方にはあまりおすすめしません。
[st-kaiwa3 r]どうしても有線接続したいけど、ルーターまでの距離が遠くてできないよって人はありかも!
まとめ
さて、ここまでTP-Link RE700Xについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
使ってみてのまとめはこちらです。
レビューを終えた今でも、ゲーミングPCに有線接続して使用中です。
速度も安定していてとても重宝しています。
LANポートが一つしかないのと、価格がすこし高めなのでそこだけ注意です。
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