3Dプリンター初心者の選び方|失敗しないための7つのポイント

「3Dプリンターを買ってみたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいの?」
「初心者でも簡単に使える3Dプリンターは?」
「FDMと光造形って何が違うの?」
3Dプリンターを初めて購入するときは、価格だけで選ぶと「思っていたものと違った」と感じる可能性があります。
この記事では、これから3Dプリンターを始めたい初心者に向けて、購入前に確認しておきたいポイントを分かりやすく紹介します。
※この記事では、特定の製品を実際に使用したレビューではなく、購入前に確認したい選び方・比較ポイントを中心に紹介しています。
3Dプリンターを選ぶ前に「何を作りたいか」を決めよう

最初に考えたいのは、3Dプリンターのスペックではありません。
「何を作りたいのか?」
を決めることです。
例えば、
- スマホスタンド
- ケーブルホルダー
- 小物入れ
- デスク収納
- 工具ホルダー
- DIYパーツ
- フィギュア
- 模型
- オリジナルアクセサリー
など、目的によって適した3Dプリンターが変わります。
ガジェットやDIYで使う小物を中心に作りたい場合と、細かなフィギュアを作りたい場合では、重視したいポイントが異なります。
そのため、まずは「自分は何を作りたいのか」を考えてから機種を探すのがおすすめです。
3Dプリンターの選び方① FDMか光造形か
3Dプリンターを選ぶとき、最初に確認したいのが「造形方式」です。
家庭用で代表的なのが、
FDM方式と光造形方式です。
FDM方式とは?
FDM方式は、フィラメントと呼ばれる樹脂材料を熱で溶かし、少しずつ積み重ねて立体物を作る方式です。
スマホスタンド、収納用品、工具ホルダー、DIYパーツなど、日常生活で使う実用品を作りたい人にも向いています。
また、フィラメントにはさまざまな種類があり、用途に合わせて材料を選べることも特徴です。
FDM方式が気になる人
- DIYをしたい
- 工具収納を作りたい
- デスク用品を作りたい
- ガジェットのアクセサリーを作りたい
- 実用品を中心に作りたい
このような用途なら、まずFDM方式から検討してみるとよいでしょう。
3Dプリンターの選び方② 光造形方式とは?
光造形方式は、液体状のレジンに光を当てて硬化させながら造形する方式です。
細かな形状やディテールを表現したい場合に使われます。
例えば、
- フィギュア
- 模型
- ミニチュア
- 細かなパーツ
- 精細な造形物
などを作りたい場合に候補になります。
一方で、レジンを扱うため、材料の取り扱いや後処理、作業環境についても購入前に確認しておく必要があります。
「とにかく細かいものを作りたい」という人と、「DIY用品や収納用品を作りたい」という人では、適した方式が変わってきます。
3Dプリンターの選び方③ 造形サイズを確認する
次に確認したいのが造形サイズです。
造形サイズとは、3Dプリンターで作れる物体の大きさのことです。
例えば、小さなスマホスタンドだけを作る場合と、大きな収納パーツを作る場合では必要な造形サイズが違います。
購入前には、
「自分が作りたいものが、そのプリンターに入るか?」
を確認しましょう。
特にDIY目的の場合は、将来的に大きなパーツを作りたくなる可能性もあります。
最初に作りたいものだけでなく、今後作ってみたいものまで考えておくと選びやすくなります。
3Dプリンターの選び方④ 印刷速度だけで選ばない
3Dプリンターを調べていると、「高速印刷」という言葉をよく見かけます。
もちろん印刷速度は重要ですが、速度だけで判断するのはおすすめしません。
例えば、
- 印刷品質
- 安定性
- 操作性
- 自動調整機能
- メンテナンス性
- 対応材料
- 静音性
なども確認しましょう。
初心者の場合は、少し印刷速度が速い機種よりも、設定や操作が分かりやすく、扱いやすい機種のほうが使いやすいケースがあります。
3Dプリンターの選び方⑤ 初心者は自動化機能にも注目
3Dプリンターには、機種によってさまざまな自動化機能があります。
例えば、
- 自動ベッドレベリング
- オートキャリブレーション
- フィラメント検知
- 自動停止機能
- Wi-Fi接続
- カメラによる状態確認
などです。
こうした機能が充実していると、初心者でも扱いやすくなる場合があります。
特に初めて3Dプリンターを購入するなら、
「自分で細かな調整をたくさんしなければならない機種なのか?」
を確認しておくと安心です。
3Dプリンターの選び方⑥ 本体サイズと設置場所を確認
意外と忘れやすいのが、3Dプリンター本体の大きさです。
「買ったはいいけど置く場所がない」ということにならないよう、購入前に設置スペースを確認しましょう。
確認したいのは、
- 本体の幅
- 奥行き
- 高さ
- 電源スペース
- フィラメントを置く場所
- メンテナンススペース
です。
特に棚の中やデスクの上に設置する場合は、本体サイズだけでなく、扉やケーブルなどのスペースも考えておきましょう。
3Dプリンターの選び方⑦ 本体価格だけで比較しない
3Dプリンターを購入するときは、本体以外にも必要になるものがあります。
例えばFDM方式なら、
- フィラメント
- 予備ノズル
- メンテナンス用品
- スクレーパー
- 保管用品
などです。
さらに、作りたいものによっては専用の工具や周辺機器が必要になる場合もあります。
そのため、
「本体価格+消耗品+必要な周辺用品」
まで含めて予算を考えることが大切です。
初心者ならどんな3Dプリンターを選べばいい?
ここまで紹介したポイントをまとめると、初心者は以下のように考えると選びやすくなります。
DIY・ガジェット・収納用品を作りたい
→ FDM方式を中心に探す
フィギュアや細かな造形を作りたい
→ 光造形方式を検討
初めてなので簡単に使いたい
→ 自動調整・自動化機能を確認
大きなものを作りたい
→ 造形サイズを優先
予算を抑えたい
→ 本体価格だけでなく消耗品も確認
このように、自分の目的から逆算して選ぶと候補を絞りやすくなります。
3Dプリンターを購入する前にチェックしたいこと
購入ボタンを押す前に、次の項目を確認してみましょう。
購入前チェックリスト
□ 何を作りたいか決まっている
□ FDMと光造形の違いを理解している
□ 必要な造形サイズを確認した
□ 本体の設置場所を確保した
□ 対応している材料を確認した
□ 自動調整などの機能を確認した
□ 消耗品の価格を確認した
□ メンテナンス方法を確認した
□ 本体以外に必要なものを確認した
このチェックをしておけば、価格だけを見て購入してしまう失敗を減らせます。
3Dプリンターは「何を作るか」で選ぶ
3Dプリンター選びで重要なのは、人気ランキングだけを見ることではありません。
大切なのは、
「自分が何を作りたいのか」
です。
スマホスタンドや収納用品、工具ホルダーなどを作りたいならFDM方式。
フィギュアや細かな模型を作りたいなら光造形方式。
さらに造形サイズ、操作性、自動化機能、設置場所、消耗品などを確認していけば、自分に合った機種を探しやすくなります。
おすすめ3Dプリンターを探す
ここまで読んで「実際にどんな3Dプリンターがあるの?」という人は、現在販売されている製品を比較してみるのもおすすめです。
▶ 初心者向け3DプリンターをAmazonで探す
※価格・在庫・仕様は変更される場合があります。購入前に販売ページで最新情報をご確認ください。
まとめ
3Dプリンター初心者が選ぶときは、価格だけを見るのではなく、
①何を作るか
②造形方式
③造形サイズ
④印刷速度
⑤自動化機能
⑥設置場所
⑦ランニングコスト
の7つを確認しましょう。
特に重要なのは「何を作りたいか」です。
3Dプリンターは、購入して終わりではなく、スマホスタンドや収納用品、DIYパーツなど、自分に必要なものを作れる道具です。
これから3Dプリンターを始めるなら、まずは自分が作ってみたいものを3つほど考えて、それに合った機種を探してみましょう。
