TRUEFREE EarFit DS1 レビュー|音質・装着感・機能を徹底検証!


こんにちは!サモゴリ(@NeetBlog_ED)です。
「耳を塞がないオープンイヤー型イヤホンって実際どうなの?」TRUEFREEの新モデル EarFit DS1 は、快適な装着感と手頃な価格を両立したコスパイヤホンです。
本記事では、デザイン・装着感・音質・接続安定性・防水性能・メリットデメリット まで徹底レビューしていきます。


TRUEFREE EarFit DS1とは?【価格・ブランド・スペック概要】
TRUEFREEとはどんなブランド?
Truefreeはオーディオデバイスを専門とするブランドであり、高品質で革新的かつコストパフォーマンスの高い製品を提供することに専念しています。
製品ラインには、ワイヤレスイヤホン、Bluetoothヘッドホン、ノイズキャンセリングヘッドホンが含まれており、現代の消費者のニーズに応えるよう設計されています。
EarFit DS1の位置づけ(エントリー向け?コスパ重視?)
EarFit DS1はTRUEFREEのオープンイヤー型ラインの主力モデル
→ 価格帯は約5,000〜6,000円で、完全ワイヤレスイヤホンの中でも 低〜中価格帯 に位置。
- 「エントリー向け」+「コスパ重視」モデル
- 高価なAnker AeroFit ProやShokzの骨伝導モデルの 1/3〜1/4の価格 で購入可能。
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)やハイレゾ対応などの「プレミアム機能」は非搭載。
- その代わりに「快適な装着感」「軽さ」「長時間バッテリー」「オープンイヤーの安全性」に重点。
TRUEFREE EarFit DS1は「オープンイヤー型の入門機」かつ「5000円台で買えるコスパ重視モデル」 という位置づけになります。


TRUEFREE EarFit DS1のデザインと装着感
コンパクトなデザインと重さ
本製品は耳を塞がず、耳の上部に軽く引っかけるスタイルのオープンイヤー型です。開放感がありながら安定した装着感が得られる構造です。


イヤーピースを含めても片耳約8.9 g(実測で9.3 g)という極めて軽量な設計。耳掛け部分は0.6 mmチタン合金メモリーワイヤーとTPUソフトシリコンで構成されており、耳の形に合わせてしなやかにフィットします。
耳へのフィット感・長時間使用での快適性
装着感が軽く、耳への圧迫感が少ないため、長時間つけていても痛みや蒸れが気にならないという声が多く報告されています。
細いイヤーフックと柔軟な素材の採用により、メガネやマスクとの干渉が少なく、併用時も快適に使うことができます。
ランニングや筋トレでも落ちにくく、日常運動用途でも安心して使えます。
1万人以上の装着テスト結果に基づく人間工学設計により、耳の形状やサイズに関わらず、幅広く快適にフィットするよう設計されています。
特徴項目 | 内容 |
---|---|
装着スタイル | オープンイヤー形状+耳掛け設計で開放感と安定感を両立 |
重量 | イヤホン約8.9 g(実測9.3 g)で長時間使用も快適 |
素材 | TPUシリコン+チタンワイヤーで柔軟かつ安定したフィット感 |
快適性 | 耳の蒸れや痛みが少なく、メガネ・マスクとも干渉しにくい |
装着安定性 | 軽い運動や日常利用でもずれ・落ちにくく安心 |
ユーザー対応力 | 多様な耳形状に対応するユニバーサルデザイン |


機能とスペックを徹底解説


Bluetoothの接続安定性と対応コーデック
TRUEFREE EarFit DS1は最新規格の Bluetooth 5.3/6.0 に対応しています。
- 接続の安定性:電波干渉の多い駅や人混みでも音途切れが少ない
- 省電力性:バッテリー効率が良く、長時間再生でも安心
- 自動ペアリング:ケースから取り出すだけで瞬時に接続
特に屋外でのスポーツや移動中でも安定した通信が可能で、日常的な使いやすさにつながっています。
マルチポイント機能 を搭載。
- スマホとPC、スマホとタブレットといった 2台同時接続が可能
- 音楽を聴きながらPCで会議が始まれば、自動で切り替わる
- テレワークや学習用途でも使いやすい
対応コーデックはSBC/AACのみ
TRUEFREE EarFit DS1が対応しているのは SBCとAAC。
- iPhoneユーザー → AACで安定&高音質
- Androidユーザー → SBCまたはAACで利用可能
- aptXやLDACは非対応 → ハイレゾ音質や低遅延ゲーミングにはやや不向き
「高音質志向の人には物足りないかもしれないが、iPhoneと相性が良く、普段使いには十分」という立ち位置です。


バッテリー持ちと充電ケースの使いやすさ
ケースはマットでざらついたテクスチャ仕上げ、高級感のある見た目。開口部分は約90度でしっかり固定され、収納・取り出しもスムーズです。
ケース内部にはイヤーチップをつけることができるので、環境に合わせてイヤーチップを交換できます。
防水性能やタッチ操作の使い勝手
- シングルタップ(L/R):再生/一時停止・通話応答/終了
- ダブルタップ(L/R):なし(代わりにシングルタップで再生・通話)
- 長押し(約1.5秒):L=前の曲、R=次の曲、着信拒否
- トリプルタップ(右):音声アシスタント起動
アプリ対応でさらに細かくカスタマイズ可能
専用の Truefreeアプリ を使えば、EQプリセットや音質調整のほか、タッチ操作の割り当ても変更可能。音楽に合わせた操作カスタムもできます
防水性能 | IPX5防水・防汗対応でワークアウトや通勤にも強み |
タッチ操作機能 | 再生・曲送り・音声アシスタントなど直感操作に対応 |
カスタマイズ | アプリで操作割り当てと音質を柔軟調整可能 |
操作感の評価 | フェードイン再生が快適、操作感良好 |


音質レビュー|低音・中音・高音のバランス
低音の迫力は?
TRUEFREE EarFit DS1は、16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載。耳を塞がないオープンイヤー型でありながら、予想以上に厚みのある低音を鳴らします。
ランニングやワークアウト時のBGMでもビートをしっかり感じられるチューニングです。
ボーカルや高音のクリアさ
人の声やアコースティック楽器の再生において、中音域は比較的クリア。ポッドキャストやYouTube視聴、オンライン会議など、ボーカル・ボイス用途に強い音質傾向があります。
高音域はシャープすぎず耳に優しい仕上がり。刺さるようなキンキンした感じはなく、自然で聴き疲れしにくい音質です。ただし、ハイレゾイヤホンや密閉型と比べると伸びはやや控えめ。
空間表現と立体感
オープンイヤー構造の強みを活かし、音場の広さと立体感は魅力的。閉塞感がなく、自然に空間の広がりを感じられるため、屋外利用や「ながら聴き」に最適です。
通話音質とマイク性能
通話には4基のマイク+ENCノイズキャンセリングを採用。環境ノイズを低減し、相手にクリアな声を届けられるため、テレワークや外出先での通話も安心です。
ゲーム・動画視聴での音の遅延
YouTubeやNetflixなどの動画アプリで使用した場合、映像と音声のズレはほとんど気にならないレベルです。Bluetooth 5.3対応により接続の安定性が高く、口の動きと音声のタイミングも自然で違和感が少ないのが特徴です。
- 音ゲーやFPSなどシビアなタイトル
→ わずかな遅延は感じられるため、競技性の高いプレイには不向き。 - RPGやカジュアルゲーム
→ 遅延は実用範囲内で問題なく楽しめる。 - 専用低遅延モードは非搭載
→ ゲーミングイヤホンのような「60ms以下の超低遅延」は実現していない。
接続の安定性
- Bluetooth 5.3により屋外でも音途切れが少ない
- マルチポイント対応で、PCとスマホを同時接続しても安定動作
- 遅延よりも「快適な接続性」に強み
- 動画視聴 → 遅延は気にならず快適に楽しめる
- カジュアルゲーム → 遅延はあるが許容範囲
- 音ゲー・FPS → ゲーミング用ではないため不向き
つまり「映画・アニメ・YouTubeには最適」「ゲームはライトプレイ向け」という位置づけになります。
TRUEFREE EarFit DS1のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
装着感 | 軽量で快適な装着、耳掛け型で安定 | 遮音性は弱い |
音質・通話 | 低音豊かで空間表現あり、通話は4マイク+風ノイズ対応 | コーデックはSBC/AACのみ |
接続性能 | Bluetooth5.3/6.0、マルチポイント対応 | |
バッテリー | 最大40時間再生、急速充電対応 | |
防水性能 | IPX5防水で汗・小雨にも強い | ケースは非防水 |


メリット(コスパ・装着感・軽さなど)
- オープンイヤー設計で軽量かつ快適な装着感
-
耳を塞がないオープンイヤー形状のイヤーホンなので、ながら聴きしながらでも周囲の音が聞こえ、安全性が高いです。
片耳約8.9 gという超軽量設計で、0.6mmチタン製メモリーワイヤー付きのイヤーフックにより、長時間使用でも疲れにくく快適です(メガネやマスクとの干渉も少なし)
- マルチポイント対応+安定したBluetooth接続
-
スマホとPCなど、2台同時接続可能なマルチポイントや、Bluetooth 5.3/6.0の対応により、安定した接続性が魅力です
- 長時間再生と急速充電対応
-
イヤホン単体で最大10時間、ケース併用で最大40時間の再生が可能。10分の急速チャージで約2時間再生できるのも嬉しいポイントです。
- 防水性能(IPX5)で汗や雨にも強い
-
汗や小雨にも耐えるIPX5の防水性能を備えており、スポーツや通勤シーンでも安心して使えます。
- 音質・通話品質も好印象
-
12×17 mmの大型デュアルマグネットドライバーによる迫力ある低音と、「Spatial Sound」技術で臨場感ある音場が楽しめる音質設計。通話用マイクは4基搭載+風ノイズ80%カット技術でクリアな通話品質を実現しています。
デメリット(ANCなし・高音質志向には不向き)
- ハイレゾ・高音質コーデック非対応
-
SBCとAACのみの対応で、aptXやLDACなど高音質コーデックには非対応。ハイレゾ音源や音質にこだわる人には物足りない可能性あり。
- 遮音性は低め
-
オープンイヤー設計のため、音漏れや外音の遮断は得意ではなく、静音環境や集中したい場面では不向きです。


TRUEFREE EarFit DS1はこんな人におすすめ


ターゲットユーザー
- 初めてオープンイヤーイヤホンを試してみたい人
- コスパを重視して安全に“ながら聴き”したい人
- スポーツ・ランニング・通勤通学で使うライトユーザー
- 初めての完全ワイヤレスイヤホンを探している人
- コスパ重視で普段使いしたい人
逆に、「音質重視でハイレゾ対応が必須」「遮音性が欲しい」 という人には向いていません。
まとめ
TRUEFREE EarFit DS1は、耳を塞がない快適さ・軽量設計・安定した接続性・長時間バッテリー を兼ね備えたコスパ抜群のオープンイヤーイヤホンです。
一方で、aptXやLDACなどの高音質コーデックに非対応、遮音性が低い というデメリットもあります。
総合的には、「ながら聴き」「コスパ」「快適な装着感」 を求めるユーザーに最適な一台といえるでしょう。